良く利用するお店から、粗品を貰った経験は誰でもあるのではないでしょうか。

しかし、粗品の意味や粗品を贈る時のマナーなど、細かいところまでは理解していないことも多いでしょう。

粗品を気持ち良く受け取ってもらうためには、正しいマナーを理解しなければなりません。

今回は、粗品の意味やマナー、そして贈ると喜ばれるおススメの粗品を紹介しましょう。

粗品とは？

粗品の意味とは？

贈答品を贈り合う習慣は昔からあり、相手に喜んでもらうことで人間関係を円滑に進める手段にもなります。

粗品とは読んで字のごとく、「粗末なもの」という意味です。

自分の贈り物は大したものではないので気にしないでくださいという、贈る品物に対してへりくだり、謙譲の意味を込めて使われます。

粗品は「つまらないものですが」と言って手渡すことも多いですが、貰った方は「粗末なものを貰ってしまった」と思うことはないでしょう。

それは、粗品が謙遜の意味で使われる言葉だと理解しているからです。

粗品は、日本人の奥ゆかしさを表現している言葉だといえるでしょう。

また、粗品は、貰った人がビックリするような、高価なものではないものを贈るのがほとんどです。

商業目的でよく使われる

粗品は贈り物の謙虚の表現よりも、商業的な宣伝活動の一種として使われることも多くなりました。

来店や商品の購入などの際、品物をお礼としてお客さんに贈る時に粗品という言葉が使われます。

粗品として無料で贈るものは、筆記用具や洗剤、タオル、ハンカチなど、比較的安価で購入できるものが多いです。

なお、3,000円を超えるような高価なものを贈る場合は、粗品ではなく、記念品やご挨拶の品と表現した方が受け取った方もしっくりくるでしょう。

粗品の主な利用シーン

ご近所付き合いを円滑にするために

最近ではご近所同士の付き合いが減り、引っ越しの挨拶回りを行わない人も増えてきました。

良好なご近所付き合いは暮らしやすさに左右しますし、良好なご近所付き合いのスタートには粗品が有効です。

気遣いが感じられる粗品を渡せば、相手からの印象も良くなり、良好な関係へと導いてくれるでしょう。

粗品を渡す時は、「つまらないものですが」「よろしくお願いします」と言葉を添えることが大切です。

感謝の気持ちを伝えたい時や商業目的として

お店の開店や、何かのイベントの時などで、お客さんに粗品を渡すことが多いです。

来客した人に粗品を渡せば、感謝の気持ちが伝わりますし、粗品に名入りがされていれば、社名を認識してもらえ、利益の向上につながるでしょう。

さらに、ここでしか手に入らないものを渡せば、付加価値が生まれ、粗品目当てに足を運んでくれる人もいます。

注意すべき粗品に関するマナー

のしに書く場合

粗品には粗末なものという意味があり、会話で「粗品ではございますが」と言って手渡すのは良いですが、大切な挨拶の時ののしやお礼状などの表書きには、「粗品」と書かない方が良いでしょう。

粗品と書くと安っぽいイメージになるので、双方にとってメリットがありません。

それよりも、「御挨拶」や手土産の表書きに用いる「松の葉」とした方が無難です。

場合によっては、粗品を記念品という表現に改めた方が、相手も気持ちよく粗品を受け取ることができる場合もあります。

ただし、商業目的で配布する場合は、不特定多数に配るというイメージが強いので粗品と書いても問題ありません。

受け取った側は粗品とは言わない

贈り物を贈る側は粗品という言葉を使っても良いですが、受け取った側が粗品という言葉を使うと、「粗末なものをありがとうございます」という意味になってしまいます。

粗品を貰った時は、「お心遣いをありがとうございます」「結構な品物をありがとうございます」というようなお礼の言葉で返しましょう。

また、3,000円以上の品を受け取った際に粗品と表現すると嫌みとして受け取られる可能性がありますので、その場合は記念品と表現しましょう。

粗品におすすめ！オリジナルグッズ

ボールペン

控えめであり、かつ実用的なボールペンは、粗品としてはピッタリです。

ノベルティとして配る場合は自社の名前を、特別な人にあげる場合はその人の名前を入れてあげると、愛着が湧いて大切に使ってもらえるようになるでしょう。

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モバイルバッテリー

スマホユーザーに人気があるのが、モバイルバッテリーです。

モバイルバッテリーは無機質なデザインのものが多いので、素敵な写真やデザインを印刷すれば華やかさがアップ。

お気に入りのデザインのモバイルバッテリーはいつでも携帯したくなるでしょう。

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マグカップ

毎日の食卓に嬉しいマグカップ。

名入れや素敵なペットの写真を入れれば、大切な人へのプレゼントとして重宝するでしょう。

マグカップには、メッセージを入れても素敵なデザインになります。

マグカップは実用的なので、誰が貰っても嬉しいプレゼントになるでしょう。

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タオル

粗品と言えば、タオルを思い浮かべる人も多いでしょう。

タオルが粗品として人気な理由は、何枚貰っても困ることがないからです。

入浴、掃除、ハンカチ代わりなど、あらゆるシーンで大活躍します。

高価なものを貰った場合「お返しした方が良いのかな」と不安になりますが、比較的安価なタオルは、相手に気を使わせることが少ないでしょう。

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バッグ

エコ意識の高まりもあり、バッグも非常に実用的で人気のグッズです。

通勤カバンの中にバッグを入れておけば、お勤め帰り中の買い物も便利ですし、素敵なデザインのものならば買い物が楽しくなります。

粗品がたくさん配れるイベントでバッグを渡せば、荷物を持ち帰る時に使ってもらえるでしょう。

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オリジナルグッズ作成ならノベルティラボへ！

相手のことを良く知らないのに、あまりに高価なものを渡すのは「傲慢でいやらしく、失礼に値する」ので、そうならないために粗品があります。

ノベルティラボでは、今回紹介したグッズを誰でも簡単に作成することができます。

粗品は色んな人と良好な関係を築く時や、感謝を伝える時に重宝するでしょう。

オリジナルグッズ作成に興味がある人は、ノベルティラボを利用してみましょう。