ノベルティグッズは、企業が顧客に無料で配布する、名入りの記念品のことを言います。
その目的は販売促進、ブランディングと言った企業の販売戦略です。
しかし、ノベルティグッズをただ配れば目的が果たせるというものではありません。
市場でのポジショニングを築き、顧客に価値を理解してもらわなければ、意味がないのです。
どのようなノベルティグッズが企業の顔となり、顧客の共感を呼ぶのか、もらって嬉しいノベルティについてご紹介します。
目次
共感を呼ぶノベルティグッズとは?実用性は需要!
LIONが「ノベルティグッズに関するアンケート調査」を実施したデータがあります。
これは貰って嬉しいノベルティグッズについて考察したものです。
まずはこちらのノベルティグッズに関するアンケート調査結果を見てみましょう。
アンケート調査結果
この調査では「どのようなノベルティなら受け取りますか?」という質問に対して「実用的なもの」と答えた顧客の割合は、65%にも及びました。
その次に、「好きな企業やサービスのモノ18%」「かさばらないモノ8%」と続き、「オリジナリティーのあるモノ」は5%という結果に。
企業としてはプロモーションが目的ということで、インパクトの強い物へと意識が向かいがちでもあるのです。
そうした傾向を念頭に置き、顧客の心理と乖離したノベルティにならないよう注意する必要があります。
参考:【アンケート徹底調査!】お客様に愛されるノベルティってどんなもの?
顧客の隠れた心理を読み解こう
さらに言えば、このアンケート結果には、「実用性のないものは貰っても嬉しくない」という顧客の心理が隠れていると言えるでしょう。
最初から共感される品というのは珍しく、ほとんどのノベルティグッズは日常的に使っていくことが共感の基盤となっているのです。
ですからまずは、「貰いたくない」と思われないことがスタートラインになるわけです。
では、企業の特色を活かしながら、「実用性があるものをどのように取り入れていけばいいのか?」「インパクトやデザイン性はどの程度こだわるべきなのか?」ということについて考えていきましょう。
以下では、SNS等で取り上げられているノベルティグッズの例をご紹介します。
ユニークなノベルティグッズ5選
ユニークなノベルティグッズは、流行や季節に沿ったものが多く、狭いターゲット層を狙う場合に効果があります。
タンブラー
コーヒー好きには嬉しい品です。
使いやすいデザインと、さりげない名入れがポイント。
カップスリーブ
同じくコーヒー好きに向けては好印象の品です。
男性にも抵抗なく受け入れてもらえそうです。
お菓子
オリコンタービレ(@occ21 )様より
— りーたん♂️ (@rika87120) 2018年12月26日
当選させて頂いていた
紋次郎イカ400本とノベルティグッズ
がもう届きましたー
イカイカタコまでー
いろんな種類があって楽しい〜♬
ノベルティのマグがめっちゃ
使えそうでこれまた嬉しいー♂️
ありがとうございました❤#オリコンタービレ pic.twitter.com/oxw9IU0HQF
インパクトと親しみを兼ね備えており、年齢の制限もありません。
食べるまでの時間がアピールタイムです。
パッケージデザインでインパクトを狙いましょう。
おもちゃ
子供受けばっちりです。
大人でも集めることが好きな人にはウケるかもしれません。
企業の子供心と、目線の低さを感じさせる目的があれば、子育て世代などにも好印象でしょう。
調理器具
実用的かつ、主婦の方々にとっては日々目に触れるものです。
古い調理器具でも買い替えが面倒だと感じてそのままにしている場合があり、隠れた需要がありそうです。
ビーチサンダル
商品自体の活躍するシーンを想定してのノベルティ。
ビーチサンダルは季節感が重要なポイントになるでしょうが、外出の際につい商品を買いたくなるという高揚感のように、顧客のモチベーションを高めてくれそうです。
定番のノベルティグッズ5選
定番のノベルティグッズは性別や年齢を選ばないものが多く、より広い顧客層へアピールすることができます。
貰って嬉しいノベルティグッズに名を連ねたのも、定番のものがほとんどでした。
カレンダー
「保険ソクラテス・オリジナル卓上カレンダー2019」
— ソクラ哲@保険ソクラテス (@hokesoku) 2018年12月14日
みなさまにたいへんご好評をいただいています。販売用に用意していた在庫が残り少なくなってきました。ぜひこの機会にお買い求めいただけるとうれしく思います(保険ソクラテスオリジナルのノベルティグッズ同封)
⇒ https://t.co/ZY5mHa63Yw pic.twitter.com/9Oiog1Xqzd
定番ですがデスクワークなどでは一番目を通しやすい品です。
机上サイズ~壁にかける大きなものまであり、顧客層によって喜ばれる大きさの変化がありそうです。
ボールペン
定番であるがゆえに、様々なバリエーションが豊富です。
キャラクターを付けられるものや、シャープペンシルと一体化したもの、衝撃で光るものなど。
ただ肝心の、ペンとしての寿命が短いものはすぐに捨てられてしまうので、品質にも気を配るべきでしょう。
手帳
何かのご縁で非売品のアウトドアブランドのノベルティグッズであるシステム手帳を入手したので自分の2019年の瞬間、瞬間をこの手帳に刻み込んでいこうと思う。 pic.twitter.com/H5Xuz6qoOP
— crazybull (@crazybull11) 2018年9月18日
手帳の形で好みが分かれるものの、そのまま使用する方も少なくありません。
大きなものはかさばるため、必要最低限の小ささにとどめる必要があります。
メモパッド
実用的であると便利な品です。
一度使って終わりということがないため、継続した効果が期待できそうです。
あまりインパクトは強くありませんが、誠実な印象を与えるノベルティとなるでしょう。
キーホルダー
デザイン性で勝負する場合は、キーホルダーが格好のアピールになります。
デザイン次第で長く使用してもらえる可能性を秘めたノベルティです。
自社のイメージと合うものを選ぶ!ノベルティラボではデザインも思いのまま!
ノベルティで企業の好感度を高めるためにはまず、自分の会社が何を求められているかを知ることが大切なポイントです。
そこを押さえていれば、あとはイメージに合うものを選定するだけですが、さらにこだわりを持ちたい場合はデザインを一から作成するのも一つの方法です。
ノベルティラボでは、もらって嬉しい実用的なノベルティグッズを揃えており、エディタを使って簡単にデザインを作成することができます。