オリジナルデザインのTシャツは、イベントや行事を盛り上げたり、グループやサークルの絆を深めたりするのに最適です。 デザインソフトを使える方なら、簡単にデザインを作れるでしょうが、初心者の場合はどうしたらよいのでしょうか。
今回は、オリジナルTシャツを作る際に必要となるデザインソフトやアプリ、サービスについて、その特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
目次
オリジナルTシャツ作成のメリット・デメリットとは?
既製品にはない独自のTシャツを作成できることが、オリジナルTシャツの最大のメリットでしょう。
オリジナルTシャツの作成には大きく2種類あり、自作する方法と、専門の業者に発注する方法です。
自作なら、すべての工程を自分で行うため、とことんこだわったTシャツが作れるでしょう。
しかし、手間と時間がかかるのはデメリットともいえます。初心者は特に、失敗してしまう可能性が高いようです。
一方、業者に発注する方法は、非常に簡単です。
デザインからプリントまで、オンライン上で完結する業者も多いので、場所や時間に関係なく便利に利用できます。ただし、完成したTシャツが届くまでは、実物を確認できないことも多いです。
デザインソフトを使って作成
オリジナルTシャツを作成するためには、まずはデザインを用意しなければなりません。
デザインソフトにはさまざまなものがあり、プロ仕様の本格的なものから、無料で手軽に使えるもの、最近ではスマートフォン用のアプリなども開発されています。
ここでは、3つのデザインソフトをご紹介します。
それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
Photoshop
Photoshop(フォトショップ)は、写真や画像などを編集する際によく使われているソフトです。
グラフィックデザインを作ったり、スケッチをしたりといった多彩な機能を備えています。
ところが、ロゴの作成にはおすすめできません。
解像度を変更すること、すなわちサイズ変更には不向きだからです。ロゴは、サイズが自由に変更できたほうが、汎用性があるため好まれます。
例えば、ハンドタオルのような小さなものにプリントしたり、Tシャツに目立つように大きくプリントしたり、といった具合です。
同じロゴを大きさの異なるものに印刷したい場合は、フォトショップを使わないほうがよいでしょう。
Illustrator
Illustrator(イラストレーター)では、ベクターシェイプという図形を使ってデザインを作ります。
このベクターデータは、拡大・縮小してもデータが劣化しないというメリットがあります。
そのため、大きなポスターや看板、企業のロゴなどに使われることが多いようです。
しかし、写真のような複雑な色合いは、イラストレーターでは表現できませんので、画像や写真を編集してTシャツにプリントするには不向きでしょう。
Gimp
Gimp(ギンプ)は、無料で使える画像編集ソフトです。
線やテキストなど、基本的な機能も備わっており、これらを無料で使用できるということはうれしいメリットでしょう。
ただし、慣れるまでは操作に戸惑うことが多いかもしれません。
また、Gimpで作成したデザインは、特殊なデータ形式で保存されます。業者によっては、Gimpのデータに対応していない場合も多々あります。
アプリを使って作成
アプリを使えば、パソコンがなくてもTシャツのデザインを作成することができます。
ここでは、2つのアプリをご紹介します。
Snaptee
Snaptee(スナップティー)は、オリジナルTシャツのデザインから購入まで行えるアプリです。 作成したTシャツを、アプリ経由で販売することも可能となっています。 こちらは、操作が簡単な点が大きなメリットでしょう。しかし、機能がシンプルな分、編集機能やフォントの種類が限られます。
また、Tシャツの生地やプリントの質は、期待しすぎないほうがよいといえます。
そして、JPGでは保存できないので、気をつけてください。
オートTシャツメーカー
オートTシャツメーカーは、写真などの画像をアップするだけで、簡単にオリジナルTシャツが作れるアプリです。 シンプルなデザインであれば、アプリで作成できる機能もついています。
しかし、フォントや編集には制限があります。
また、会員登録をしていない方は、JPGで保存することができないので注意してください。
作成サービスを利用して作成
オリジナルプリントの業者には、ウェブサイト上に無料のデザインソフトを用意しているところもあります。
例えば『ノベルティラボ』というサイトでは、デザインを作成するための専用のエディタツールが用意されています。この「デザインエディタ」と呼ばれるツールを使用することで、初心者でも簡単にオリジナルデザインが作れます。
わざわざデザインソフトを購入したり、無料のソフトやアプリを探してインストールしたりする必要はありません。デザインソフトがない方は、まずはデザインエディタを試してみましょう。
デザインがなくてもOK!
デザインエディタでは、好きなデザインを作成することも可能ですし、アップロードした写真や画像をデザインに使うこともできます。
あらかじめ用意されたテンプレートは、デザインに不慣れな方におすすめです。
他にも、スタンプやテキストを作成する機能があり、デザインを一から作る必要がありません。
テキストやスタンプを好きな位置に配置したり、色を変更したり、楽しみながらデザインを作成できます。
在庫リスクなし!1枚から対応
オリジナルTシャツは、1枚からでも注文できますし、もちろん大量オーダーにも対応しています。
例えば、自分や家族の記念に数枚だけオリジナルTシャツを作成したり、イベントスタッフ用に大量にオリジナルTシャツを作成したり、個人・企業問わずさまざまなシチュエーションで利用できます。
作成したオリジナルTシャツを販売する場合も、必要な枚数分だけ注文できるので、在庫をかかえてしまうリスクを防げるでしょう。
作りながら完成イメージが分かる!
デザインエディタでは、商品イメージの上に直接デザインをしていきます。
完成したTシャツのイメージがわかりやすいので、こんなはずではなかったという完成品のミスマッチを防ぐことができます。
ノベルティラボでオリジナルTシャツを作成しよう!
ノベルティラボなら、初心者でも簡単にオリジナルTシャツを作成できます。
もちろん1枚から対応しており、デザインソフトがなくても大丈夫です。
直感的に操作しやすい無料のデザインエディタを、ウェブサイト上に用意しています。
世界で一つだけのデザインを作って、思い出に残るオリジナルTシャツを作成してみましょう。