ビジネスシーンに欠かせないマストアイテムと言えば、「名刺入れ」です。
名刺はビジネスシーンにおいて顔なので、使い方には十分注意しなければなりません。
今回は名刺入れについてや、名刺入れを選ぶポイント、マナーなどについて説明します。
基本的なルールはそんなに難しいことではないので、気になる方は改めて確認してみましょう。
目次
名刺入れは社会人の必須アイテム
名刺入れとは、名前の通り名刺を複数枚携帯するための入れ物です。
名刺には自分の名前、社名、肩書などを書いてあり、名刺を初対面の人に渡すことで、自分の身分や職業を相手にすぐに覚えてもらうことができます。
名刺を全く使わない職業もありますが、名刺入れは社会人の必須アイテムとなっています。
サラリーマンの人で名刺入れを使わずに名刺を持ち歩いている人もいますが、ビジネスマナー的にはあまりよくありません。
名刺をポケットに入れておくことで、名刺が折れ曲がったり汚れがつくことがありますし、ポケットから名刺を直接出して相手に渡すのは失礼でしょう。 相手から貰った名刺も、ポケットや財布ではなく、きちんと名刺入れにしまうことが礼儀となっています。
名刺入れを選ぶ失敗しないポイント
名刺入れの種類
一言に名刺入れと言っても、マチの有無、素材など、様々な種類の名刺入れがあります。
マチとは厚み(奥行き)の部分のことでマチがあればよりたくさんの名刺をいれることができます。
マチなしの名刺入れはマチありよりも名刺をたくさんしまうことができませんが、スマートでコンパクトなデザインです。
素材は革、アルミ、プラスチックなどの定番のものから、木、フェルトなどの変わったものもあります。
革製は上品さや清潔感、アルミ製はスタイリッシュですっきりとしたイメージを演出できるでしょう。
名刺入れの選び方
名刺入れの選び方は、素材以外ではカラーで選ぶと良いでしょう。
同じ素材でも色が違うと雰囲気が大きく変わります。
ビジネスマンにおススメの色は、ブラック・ブラウン・ネイビーなどです。
スタンダードな色は職業を選びませんし、誠実さや真面目さを示すこともできます。
見た目だけでなく、使いやすいかどうかという点も注目しましょう。
相手から貰った名刺を入れるポケットは、自身の用途に合わせて、適切な枚数を収納できる名刺入れを選ぶ必要があります。
名刺交換のマナー
名刺交換のマナーとして、「立場の高い人が先に情報を知る権利がある」というものがあります。
つまり、名刺を渡す時は目下のものが先に自己紹介や名刺を渡さなければなりません。
名刺は相手に向けて出し、文字に指がかからないようにしながら両手で渡しましょう。
相手から名刺を差し出されたら、「頂戴いたします」という言葉を述べて、両手で受け取るのが礼儀です。
他のマナーとしては、自分が渡す名刺が折れ曲がったり、汚れていないか、名刺入れがビジネスシーンに適しているかということも大切でしょう。 相手の名前が読めない場合は、言い間違いのないようにその場で確認することも必要です。
名刺入れ・名刺ポケットの正しい使い方
名刺入れの使い方
名刺はどこに入れる?
名刺入れはジャケットの内ポケットやカバンのポケットに入れて持ち運ぶのが一般的です。
ズボンのポケットに入れると、名刺入れや名刺が折れてしまうことがありますし、尻に敷いた名刺を相手に渡すのは失礼ですので避けましょう。
名刺入れに名刺を切らさない
名刺は初対面の相手と自分をつなぐ大切なツールです。
名刺を切らして渡せないということがないように、自分の名刺は常に20~30枚はストックしておきましょう。
予備の名刺入れをカバンやデスクに入れておくと安心です。
自分の名刺を入れておく場所は?
名刺入れの中にはいくつもポケットがあるので迷ってしまいますが、自分の名刺は一番枚数の入るメインの収納場所に入れておきましょう。 相手に渡しやすいように取り出しやすくしておくことも大切です。
名刺ポケットの使い方
相手から貰った名刺を入れる
ビジネスシーンで名刺を貰った後は、立ち去る際に貰った名刺を名刺入れのポケットにしまいましょう。
相手から名刺を貰ってもすぐには片づけずに、机の上に置いておくのがマナーです。
貰った名刺をそのままにしておかない
相手の名刺をポケットに入れて持ち帰った後は、きちんとしまっておく場所を決めておきましょう。
名刺ホルダーや名刺リストに転記します。
自分の名刺入れには常に自分の名刺しか入っていない状態を保つことが大切です。
名刺入れの「しまい方」
名刺を交換したらすぐにはしまわず、自分から見て机の左側に置いておきましょう。
名刺をすぐにしまってしまうと、「商談したくない、話したくない」という印象を相手に与えてしまいます。
複数枚の名刺を貰った場合は、相手の席順に合わせて並べると、名前を憶えやすいでしょう。
名刺を交換したら机の上に置いておくのが正解ですが、例外もあります。
机の上に名刺を置くスペースがなかったり、名刺交換だけを行うパターンです。
この場合は、名刺を胸のところで持ち「頂戴致します」と一礼してから名刺入れにしまいましょう。
これで名刺入れのマナーは完璧に◎
名刺はビジネスマンの顔なので、しっかりとマナーを守ることが大切です。
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名刺入れはその人のセンスや個性が垣間見えるアイテムなので、デザインや素材選びは非常に重要です。
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