スーパーなどでもらえるレジ袋の有料化に伴い、エコバッグを持ち歩くようになったという方は少なくありません。エコバッグは、環境活動を表すエコロジー(エコ)な袋(バッグ)というのが名前の由来の和製英語です。
買い物に行く際に持ち歩くことが多いエコバッグですが、この記事では持ち運びがしやすく、丈夫なエコバッグの選び方についてご紹介します。
目次
エコバッグとは
エコバッグはスーパーなどの小売店がくれるレジ袋ではなく、消費者自身が持ち歩き購入したものを入れるためのバッグのことです。マイバッグと呼ばれることもあります。
レジ袋には少なからず原油が材料として使われており、燃焼の際に二酸化炭素が排出されます。
レジ袋は一度使ったら捨てられることが多いため、このレジ袋の数を減らそうという運動が起こり、環境保護や資源の保護を目的としたレジ袋の削減運動が行われています。
エコバッグは基本的に布地で作られており、使い捨てのレジ袋とは違って再使用が可能です。
日常持ち歩くバッグで代用している方もいますが、エコバッグは折りたたみ可能なものが多く、持ち歩きしやすいのも特徴です。
エコバッグを持つメリットって何?
あるだけでお得なサービスが受けられる
人間1人が1年間に使用するレジ袋はおよそ200枚以上と言われています。
エコバッグを持ち歩くことでこのレジ袋が不要になり、またスーパーなどによってはレジ袋を有料化しているところもあります。
1枚1枚はそれほどの価格ではなくても、毎日のように買い物をするのであれば少しずつですが費用がかさんでしまいます。
反対に、レジ袋を断ることで割引サービスを受けられる、ポイントが多くつくなどといったサービスが付与されるところも多いです。
そのため、エコバッグを持ち歩く習慣を付けることで無駄な出費を抑えたり、お得なサービスを受けることができるというメリットが受けられます。
節約にもおしゃれにもなる便利グッズ!
人によっては、買い物に行く際に買う物を特に決めておらず、気になったものを購入するという方もいるでしょう。レジ袋は店員が購入量に対し、必要な分だけ渡してくれます。
エコバッグなら、自分の持っている袋の容積以上に入れることはできません。
そのため、買いすぎ防止に繋がるというメリットがあります。
また、エコバッグはシンプルなものだけではなく、豊富なデザインやファッション性が高いものも多く出回っています。
中には有名ブランドのエコバッグなどもあるため、ファッションアイテムとしても利用することが可能です。
環境にやさしい
レジ袋を使用しないことに対するメリットは自身に関することだけではありません。
資源の保護はもちろん、使い捨てのレジ袋を捨てないことでゴミの量を抑えることができます。
それ以外にも、レジ袋の素材によっては土に還りにくいものがあります。
自然環境に長期間残り、その過程において野生動物や魚などが飲み込んで窒息したり、胃の中に残り分解されずに死に至るケースがあるのです。
そのため、環境保護の観点からもエコバッグは有用と言えるでしょう。
丈夫なエコバッグの選び方
エコバッグには様々な形や素材のものがあり、選ぶのが難しいと考えている方もいるかもしれません。
ここでは、丈夫で使いやすいエコバッグを選ぶ際にチェックしておきたいポイントについてご紹介します。
形と大きさ
まず、大きく分類すると3つのタイプに分かれ、レジ袋型・トートバッグ型・レジかご型です。
形は持ちやすさや使いやすさに直結し、レジ袋型はコンパクトな形状で折りたたむことができ、日常的に使うバッグの中に入れて持ち歩く場合に使いやすいです。
マチ部分があるので見た目よりも容量はありますが、薄いのであまりにも重いものを入れると破れたり伸びたりすることがあります。
トートバッグ型はその名の通り、持ち手が長いトートバッグタイプのものです。
大容量のものが多く肩にもかけやすい形ですので、重いものを入れた場合も持ち運びがしやすいのが特徴です。
レジかご型はマチ部分がしっかりとしたタイプで、レジかごにそのままセットすることができます。
レジを通す際にもそのまま袋に入れてもらえますので、袋詰めの手間が省けます。
大容量で底が広いですが、たたんだ際に少しかさばります。
素材
レジ袋の代用品として使用されているエコバッグですが、市販されているものの多くはナイロン地やポリエステル地などの化学繊維で作られています。
丈夫さはもちろん、水をはじきやすい素材なので食品を入れても安心して使うことができます。
また、ビニールコーティングがされている生地は耐久性にも優れているため、重い荷物を運ぶときに重宝します。
綿や麻素材などの天然素材を使ったエコバッグはファッション性があり、人気の高いバッグです。
縫い方
エコバッグは色々な物を入れますから、縫い目が丈夫なものを選びましょう。
ショップや雑誌のノベルティグッズとして無料で入手することも多いエコバッグですが、使用する際に壊れてしまっては困りますので、縫製がしっかりとしているかは確認しておいた方が無難です。
特に気を付けるべきポイントは、バッグの底の部分と持ち手の部分です。
ここがしっかりと縫い合わされているかはとても大切です。
シーン別!おすすめのエコバッグ
スーパーでの買い物の場合
スーパーで使うことを前提としているのであれば、人気が高いのはレジかご型のエコバッグです。
赤ちゃんや子供を連れている場合は袋詰めの時間もなるべく短くしたいと考えますから、若い世代にも支持を受けています。
毎日少量の買い物をするという場合は、大きめのエコバッグよりも持ち運びに特化したレジ袋型の方が使い勝手は良いでしょう。
アウトドアで使う場合
エコバッグは、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでも使うことができます。
この場合は保冷機能付きのものがおすすめです。
また、この保冷機能付きは真夏の買い物にも重宝します。
傷みやすい生鮮食品はもちろん、冷凍食品やアイスクリームなどの溶けやすい食品も気兼ねなく持ち運ぶことが可能です。
保冷シートの部分が取り外せるものであれば、不要な時は外して軽量化するという使い方もできます。
おしゃれにこだわりたい場合
色や形、素材などにこだわったファッショナブルなエコバッグも少なくありません。
自然素材で作られることが多いトートバッグ型は、色合いがナチュラルでファッションにも合いやすく、人気が高いです。
また、自作するという方法もあります。
作り方によっては型紙なしで作ることができますので、気軽にチャレンジすることが可能です。
いかがでしたか?
エコバッグはレジ袋削減により無駄な二酸化炭素やごみを減らし、自然環境の保護に一役買っています。
毎日のように使うものですので、こだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
エコバッグは自作することもできますが、裁縫は苦手という方も多いです。
ノベルティラボでは、オリジナルのエコバッグを作ることが可能です。
自分の好きなデザインでお気に入りのエコバッグを毎日持ち歩けば、買い物も楽しくなるでしょう。